フィレンツェ1日目

フィレンツェ1日目。着いたのは昨日だから正確には二日目というのかもしれない。今日はウフィッツィ美術館にいって、あとサッカーを見に行く、そういう予定。
でかける前にまず朝食。
朝はホテルのモーニングを食べたわけだが、朝食会場にいったら、ボーイさんが席に案内してくれて飲み物は何?とか聞くのでとりあえずコーヒーといってみたら通じたみたいで、白いポットにたっぷりコーヒーが出てきた。微妙に嘘ついた。飲み物は何?じゃなくて、なんとかorコーヒーorイングリッシュ・ティーと聞かれたんだった。なんとかは何かは分からなかったのでコーヒーを選んだとそういう感じ。
バイキングには生ハムから、普通のハムから、チーズから、食パンからクロワッサンからバナナからヨーグルトからいろいろあって、うまかったし朝からいっぱい食べてしまった。欲を言うならばサラダ(生野菜)がないのが残念。
さーて飯もたらふくくったし、最初はウフィッツィ美術館。
ウフィッツィ美術館は混雑するんで予約すべしみたいなことを知っていたので、出発前にインターネットで予約したんだが(その詳細はAMO ITALIA参照)、何を思ったか時間を14:30にしてしまった。予約が成立してから、あーそういえばサッカーの試合って何時からだっけと思いついて、多分19時ぐらいからだよなあなどといいながら検索して調べてみたらなんと15時から、変更も不可。ごめんせっかく予約したのにダメになった、などと出発前からダメムードを漂わせていたりしたわけであるが、予約もなくなってしまいどうなることやら。
フィレンツェの町はとても狭く、主要部分はほぼ歩いていけるような範囲にある。泊まったホテルがS.M.N駅(サンタ・マリア・ノベッラ駅をこう略すようだ)のほど近く、サンタ・マリア・ノベッラ広場の一角という町中にあったこともあって、今回ほとんど歩きっぱなしだった。
地図とかみるとウフィッツィ美術館もホテルから歩いて15分とか20分程度な感じだったので、歩いていくことに。途中にドゥオーモがあるので横とおっていこかということでてくてく。そして見えてきたドゥオーモは想像をはるかに超えて大きく、そして荘厳だった。
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間に見えるのがドゥオーモ。手前の高い奴が鐘楼。鐘楼はすごく高くて、まあとにかくすごかった。見上げる煽り写真大好きなのでとったよ。
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わーすごーいとばかりに写真とかパシャパシャとったりして、それからウフィッツィ美術館にいった。ウフィッツィ美術館前の広場、シニョーリア広場には既に多数の観光客があふれていた。ウフィッツィ美術館の隣にはヴェッキオ宮という宮殿があり。これがまたなんとも。
なんともな、ヴェッキオ宮。高くて納まらなかったので(?)斜めに撮ってみた。
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ヴェッキオ宮の前では超有名な裸のあのかたがお出迎え。
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そんなことやってたら九時になってしまい、そしてウフィッツィ美術館の前はすでに人であふれていた……何やってんだっけ。人がわんさかいるもんで、どこに並んでいいのかもよく分からない。日本人団体客がいたんで、添乗員さんをみつけて聞いてみたら、その行列は団体客用だとのこと。それを通り越して入り口みたいなところにきたら、確かに←GROUP、INDIVIDUAL→みたいに書いてある。つまり予約のない個人はこっちということか。
で、並びだした。並んでいるところはウフィッツィ美術館をとりまく回廊のようなところで、そこから見える柱とか彫刻とかもなんだか趣がある逸品なんだろう。しかしちっとも前に進まない。15分ぐらいに一回入場させているようで15分ごとに行列がずずずずっと進む。進まないこともある。
遥なり行列
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広場(?)の向こうに彫刻が見える
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そして結局2時間並んでやっと入場できた。ふへー疲れた。
ウフィッツィ美術館の中は大まかにいうとコの字になっていて、その回廊に沿ってずっと部屋があるという感じ。部屋の中に展示されている絵画も素晴らしかったが(嫁さんは絵画を熱心に見ていた)、私は廊下に展示されている彫像が気に入った。古代ローマ帝国の諸皇帝の像がたくさん並んでいたのである。カエサル、アウグストゥス、ティベリウスは確認できなかったが、カリグラ、ネロ、ヴェスパシアヌス、ティトゥス、ドミティアヌス、トライアヌス、ハドリアヌスあたりまで確認できた。多分アントニウス・ピウスっぽいのもあった。ちょっと前に「ローマ人の物語」を読んだ身としては大感激である。
ウフィッツィ美術館の中からアルノ川を撮影
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非常に天気がよかったせいか、写真に写っていないもう少し手前のあたりには、川沿いで上半身裸で寝ているおっさんが多数いた。
二時間半ほどで美術館を出て昼食。といってもあまり時間がないので、お店でサンドイッチを買ってホテルの部屋で食べた。さあ次はいよいよセリエAの試合だ。
しかもなんとラッキーなことに今日の試合はフィオレンティーナvsユベントスだよ!しかも開幕ダッシュに成功し好調な両チーム、3位と4位の争いということでいい試合が期待できる!
しかしさすがにスタジアムは町中にはなくて郊外にあるので、バスなりタクシーなりでいかなくてはならない。一応昨日もガイド氏に聞いたし、調べてもきてあったし、地球の歩き方も読んだ。が、肝心のバスの切符の買い方がいま一つ分からない。土曜日なのでTABACCI(たばこ屋)が閉まってたりしてなかなか買えない。言葉がなかなか通じないので尻ごむ私を尻目に嫁さんが、バス、チケットとかなんとかいってバスのチケットを買ってきてしまった。
まあそれはそれとして買ったチケットが4とか書いてある。しかも4ユーロとかした。聞いていた話ではバスは1回1ユーロのはずなので、これは四回の回数券か? これで二人乗ってもいいのか? 分からないことだらけでまた私がぐずぐずしていると、嫁さんが日本語とジェスチャーみたいなのでなんか大丈夫そうという回答(?)をもらってきた。すごい、尊敬します。そしてどうもだめな感じです。オレ。
何はともあれバスのチケットが手に入ったのでさっそくバスに乗った。結構すいてる。バスに乗って改札機にチケットを通し、反対側を向けてもう一度通し、これで二人分の改札が終了。バスがバス停に止まるたびに紫色のレプリカをきたビオラ(フィオレンティーナサポーター)が乗ってくる。バスの外をみると大バイク軍団というかスクーター軍団が大挙してスタジアムに向かっている。今日はvsユベントスという大イベント的一戦。さぞやスタジアムは盛り上がるだろう。
これがバスのチケット。上の1と下の2の所に打刻がしてある。3と4は裏側。
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ほどなくスタディオ・フランキに到着。チケットは前もって予約してあったんだが、ガイド氏からチケットがもらえた訳ではなく、予約しているので代理店でうけとれというシステム。その代理店がBar Marissa。バーでうけとるの?スタジアムの周りはすっきりしていた店の場所はすぐわかった(一度行き過ぎたけど)、で中に入ると、試合前のエスプレッソや軽食やらくったりのんだりしている連中で店はあふれ返っていた。イタリアでバーというと立ち飲みが中心の喫茶店なのです。ほんとにここでチケットもらえるンかいなと思ったが黙っていてもだめなので、レジのおばちゃんにチケットの予約番号とか書いてある紙を見せたら分かってくれて、割とすぐにチケットが出てきたのには驚いた。すでに発券されたチケットが封筒に入って出てきたんで、チケット代理店はこの店だけということだろうか。
スタジアムに近づくとなにやらアナウンスとサポーターたちの声が聞こえてきた。さあ僕たちも入場だ。Marissaではチケットを買うときにパスポートの提示を求められたけど、入場時はそんなこともなくてすんなり入場。チケットには一応席の場所がゾーン、列、席番号まで書いてあるんだけど、どうみてもだれも守っていない。なんか人がいっぱいでまったく見えないので、むりやりぐいぐいと人込みに割って入ってみた。人垣は通路に隣り合ったところだけで、そこは跳んではねて騒ぎたいひとたちがいたんで人垣になっていたようで、そこを越えると一応ちらほらと場所が空いていたんで、適当に座った。それにしても雰囲気がよい、とにかくよい。
試合前から盛り上がるスタジアム。紫色が乱舞している。実は前節、ユベンティーノが暴れたらしくて、この試合はユベンティーノ一切入場禁止措置がとられたらしい。だからいつもならユベンティーノがいる側にもヴィオラ達でいっぱい。逆に言うとこの措置があったから今回チケットがとれたのかもしれない。何重にもラッキーだった。
適当にニュースを検索してみると、以下のように書いてあったけど、本当のところどうだったんだろうね。

ユベントス・サポーター側の席が入場禁止となることが明らかとなった。トスカーナ州知事のアンドレア・デ・マルティーノが3日、決議を正式に発表した。デ・マルティーノ州知事によると、この試合のチケットの販売をフィレンツェおよび近郊都市に制限し、チケットの名義変更も一切禁止する通達も発している。

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No.10三人組。ちなみに今シーズンのフィオレンティーナの10番はムトゥ、踊るマハラジャ。ちなみにゴール裏左側の方でアップしてるのはデルピエロ。
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試合が始まった。スタジアムはもう大騒ぎで、フィオレンティーナがボールをとっては歓声をあげ、タックルをうけてはブーイングをし、もう大騒ぎ。が、残念ながら試合の内容自体はさほど面白いとはいえず微妙なところ、ユベントスはアウェーだし、サポートは全くいないしちょっと守備重点な感じ、フィオレンティーナはあまりボールが繋がらずなにかというと最終ラインからたていち放り込み。ユベントスの方が地力があるのかボールは良くまわるけど、ペナに侵入はできないなあって感じ。ネドベドはよかった。
しかしイタリア人たちの反応を見ているだけでも面白い。奴ら攻撃が失敗すると一斉に頭を抱えて「ンッオー」といい、レフリーがファールをとらないものなら、右手でチョップをしながら「ブォー」である。本当に最高だ。
さて試合も少し落ち着いちゃってきたかなあと思ったとき、なんとユベントスが得点。得点したのはイアキンタ。ネドベドがボールもってワンツーしたのがデフェンスにあたってボールがこぼれたのがイアキンタの目の前。落ち着いてゴール逆サイドに流し込んだ。ユベントスたぶんシュート二本目。
そして、ゴールした瞬間スタジアムは静まって、そして……何事もなかったかのように静かにキックオフ。電光掲示板にもなにもでないしほんとに得点はいったのかしらと思ってしまうぐらい何もなし。
フィオレンティーナも多少攻めてシュートも打ったりしたけど、ブッフォンが危なげなくさばいて無得点。わりとシュートもいいところに飛んでたような気もするが、さすがはブッフォン、余裕のセービング。そんなこんなで0-1で前半終了。
後半、なんとビエリ登場。あまり期待してなかっただけにうれしかった。がんばれビエリ!ウォーーー。ビエリは人気あるらしくて、ボールもつとスタジアムが盛り上がる。近年調子あげないまま数年経過しているが、今日は結構調子がよかったのか、けっこうボールがキープできる。これはなかなかいけるぞと思ったら絶好のクロスがきてヘディング!いけると思ったが残念ながらクロスバーの上。
まわりのイタリア人が「オー、ボボー」っていいまくってた。ビエリはイタリアではボボっていうあだ名なんですよ。そういえばBOBOって書いてあるレプリカきてる人もいたね。
時間は刻々とすぎて後半も半分ちかく時間が過ぎたあたりから、やっとフィオレンティーナが激しく攻めだした。最初からそれやれよとおもわんでもなかったが。そしてついにほとんど終了直前にPK獲得。ムトゥが決めて同点。スタジアムがもうゆれるほど大騒ぎで大変。うちの嫁さんはとなりのおっさんにぶつかられてもうわっしょいわっしょい。それから試合終了まではスタンドがオールスタンディングで盛り上がった。結局そのまま終了。本当に面白かった。
そういえば、試合中にもぐりこんでいたユベンティーノがヴィオラのブーイングを一身に受け、警備員に両脇つかまれてつかみだされてた。
そんなこんなで楽しかったセリエA観戦も終了したので街へ戻る。またバスで戻った。試合の日はいつものバス路線だけじゃなくて特別バスルートがでてるんで、スタジアムの周りのバスがたまってる所にいってバスに乗った。運良く座ることもできて楽に帰れた。
そのままサンタ・マリア・ノベッラ駅までいってバスを降りればすぐにホテルだったんだけど、少し手前でおりて歩いて帰ろうかといって、少し手前でおりすぎた。今日はやることなすことダメだらけである。
しかしまあそのおかげで夕日のアルノ川岸を散歩することができた。
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綺麗だった。
ホテルに帰る前に、嫁さんが地図をとりだして「確かこの辺……」とかいいだした。何がこの辺?と思ったら地図に丸印までしてあるジェラート屋だった。どう注文してよいかわかんないとかいいながらまたしても不思議ランゲージを駆使して目的のジェラートを買ってきた。ピスタッキオとマロングラッセの二色?っていうの?がコーンに乗ってる奴。ちょっともらったけどうまかった。これからも毎日食べるそうだ。そういえばフィレンツェの地図にもういくつか丸がついているがこれはまさか……
ホテルに一度帰ってから、近所のレストランにいって夕食。最初に飲み物のオーダー取りに来たときに、なんか七時がどうこうとかいってたけどなんだったんだろうと思って待ってたが、全然注文取りにこない。しばらくして嫁さんが「食事のオーダーは七時からって意味だったんじゃないの?」といってどんぴしゃりだった。ほんとにもう脱帽です。そして七時になって注文を取りにきた、あまりメニューが読めないよと思いながらも適当に注文して待つことしばし、料理がやってきた。まあおいしかった、チキンはちょっとパサパサだなあって気がしたけど。10ユーロぐらいのワインも頼んだんだけどなんと750mlで出てきて飲むのに苦労した。ワインもおいしかった。
初日からなんともまあ濃い一日だった。
最後はgoogle earthのデータ。

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フィレンツェ1日目 への1件のフィードバック

  1. akてすと のコメント:

    コメントのテストですよ。

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